日国友の会

かひ【果皮】

読者カード 用例 2024年11月18日 公開

2023年09月26日 ubiAさん投稿

用例:果實になつても果皮卽ち子房壁の後身が痩せてゐる植物ではさうも感じられないが、われわれの⻝用にする多くの果實では果皮は漿質で分厚く發逹するのが普通である。〔第二部・三〕
『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫
語釈:〔名〕(2)一般には、果実の表面をおおっている皮をさし、外果皮の意味で用いられることが多い。

コメント:第二版では辞書類(1886)のみで、文例が載っていないので。

編集部:第2版では、松村任三『植物学鈔』(1886)の例が添えられています。

著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1940年

著者・作者:服部靜夫

掲載ページなど:136ページ本文14行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕

発行元:岩波書店