きさ【機作】
読者カード 項目 2024年11月18日 公開
用例: | アウクシンなどとはその作用の機作が全然別箇のものばかりである。〔第二部・四〕 |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔名〕しくみ。機構。メカニズム。(デジタル大辞泉「きさ【機作】」) |
コメント:投稿例(1965)よりもさかのぼります。投稿例(1965)では、語釈が大辞林第二版から引かれ、見出し語読みが「きさく」となっていますが、デジタル大辞泉でも大辞林第二版、大辞林第三版、大辞林第四版でも「きさ」となっているようです。ちなみに、大辞林初版(一九八八年一一月三日 第一刷発行)には載っていないようです。
編集部:2024年4月16日付けで、ぽんちさんに、川口信一訳『化学反応はいかに進むか』(1965)から確例をご紹介いただいていますが、さらに、25年さかのぼることになります。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:142ページ本文3行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店