日国友の会

ビタミンビーに【ーB2】

読者カード 用例 2024年11月22日 公開

2023年09月26日 ubiAさん投稿

用例:前に記したビタミンB2も無論かうして分けられたものの一である。〔第二部・五〕
『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫
語釈:〔名〕水溶性ビタミンの一つ。ビタミンB複合体の一つ。B誓の抗脚気因子に対し、成長促進因子の効果がある。黄色い結晶性の粉末。牛乳の黄色の色素がこれで、牛乳・肝臓などに多く含まれる。妊娠、授乳時には多量に必要。欠乏すると口角炎・舌炎・皮膚炎・結膜炎などを起こす。かつてはビタミンGと呼ばれた。化学名はリボフラビン。

コメント:投稿例(1948)よりもさかのぼります。

編集部:2007年3月16日付けで、末広鉄男さんに、『現代用語の基礎知識』(1948)の例をご紹介いただいていますが、さらに、8年さかのぼります。

著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1940年

著者・作者:服部靜夫

掲載ページなど:145ページ13行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕

発行元:岩波書店