ゆしょうホルモン【癒傷ー】
読者カード 項目 2024年11月22日 公開
用例: | ハーベルラントが豫想した癒傷ホルモンと思はれる物質が隱元豆の未熟な莢から純粹な結晶としてとり出された。 〔第二部・六〕 |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔名〕「きずホルモン(傷—)」に同じ。 |
コメント:項目が載っていないようなので。旺文社 生物事典「癒傷ホルモン」は、「⇒傷ホルモン」となっています。
編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「傷ホルモン」の語釈は「(ホルモン ドイツ Hormon)生物の組織が傷を受けたとき、傷口の細胞から分泌されるホルモン性物質の総称。傷を回復するために他の細胞の生長、増殖を促すとされる。植物に多くみられる。傷害ホルモン。ネクロホルモン」となっています。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:152ページ本文4行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店