日国友の会

べんもう【鞭毛】

読者カード 用例 2024年11月26日 公開

2023年09月29日 ubiAさん投稿

用例:實際これらの植物又は細胞は鞭毛(やや長い)か纖毛(短い)かを具へて居り、〔第二部・七〕
『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫
語釈:〔名〕軸糸とそれをとりかこむ原形質の鞘とからなる長い糸状の突起物で、原生動物の鞭毛虫類、細菌、藻類や菌類の遊走子・配偶子、後生動物の精子などに見られる運動性の細胞小器官。形態的に尾状型と羽状型に分類され、運動器官のほか、捕食、付着、感覚器官ともなる。

コメント:第二版では辞書類(1884)のみで、文例が載っていないので。

編集部:第2版では、岩川友太郎『生物学語彙』(1884)の例が添えられていますね。

著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1940年

著者・作者:服部靜夫

掲載ページなど:159ページ本文10行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕

発行元:岩波書店