とうひきゅうすうてき【等比級数的】
読者カード 項目 2024年11月27日 公開
用例: | 卽ち受けた感覺の强さが等差級數的に增加するためには刺激の强さは等比級數的に增加するを要するといふのである。〔第二部・七〕 |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔形動〕「きかきゅうすうてき(幾何級数的)」に同じ。 |
コメント:第二版には項目が載っておらず、投稿例(1928)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:2008年12月29日付けで、末広鉄男さんに、『日本家庭大百科事彙第二巻』(1928)の例をご紹介いただいていますね。ちなみに、「幾何級数的」の語釈は「ある事物、事象が、常に前の場合の何倍かをかけた数に増える、すなわち幾何級数(等比級数)のように増える傾向にあるさま」となっています。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:160ページ本文7行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店