日国友の会

たんさんどうか【炭酸同化】

読者カード 用例 2024年11月27日 公開

2023年09月30日 ubiAさん投稿

用例:從つて炭酸同化との直接關係の如きも考へられないわけである。〔第二部・八〕
『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫
語釈:〔名〕生物が炭酸ガスを吸収して有機物を合成すること。独立栄養を営む緑色植物が行なう光合成のほか、細菌類による化学合成、光還元などがある。炭酸同化作用。炭酸固定。炭素同化作用。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1919)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2007年1月13日付けで、古書人さんに、加納清三『近世化学講義 有機之部』(1919)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1940年

著者・作者:服部靜夫

掲載ページなど:164ページ本文11行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕

発行元:岩波書店