たんじつしょくぶつ【短日植物】
読者カード 用例 2024年11月27日 公開
用例: | 第二に、短日條件になつて始めて開花する植物。これらは長日條件の下では、それが續く限り體だけは大きくなるが花をつけない。これらの植物を短日植物といふ。コレウス・えぞぎく・ダーリア・菊・のーぜんはれん・コスモス・サルヴィアなどが屬する。〔第二部・八〕 |
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『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫 | |
語釈: | 〔名〕日照時間が短くなると花をつける植物。厳密には、一定時間以上の暗期を持つ光周期を与えないと花芽を形成しない植物をさす。一日のうち夜の期間(暗期)が長くなると開花する。一般に、夜が一二時間より長くなると咲く場合をいうが、夜の長さ一〇時間を境とすることもある。コスモス・キク・ダイズ・イネなど夏から秋にかけて開花する植物に多い。←→長日植物。 |
コメント:第二版には用例が載っていないので。
編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。
著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1940年
著者・作者:服部靜夫
掲載ページなど:165ページ本文8行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕
発行元:岩波書店