日国友の会

いくしゅがく【育種学】

読者カード 項目 2024年12月01日 公開

2023年10月01日 ubiAさん投稿

用例:例へば育種學の方面で、異なつた植物間に人工的に花粉の媒助を行つて雜種を育成することは
『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫
語釈:〔名〕生物を遺伝的に改良し、新品種を育成するのに必要な理論とその応用に関する学問。対象とする生物の種類によって、植物育種学(作物育種学)、動物育種学(家畜育種学)、林木育種学、水産生物育種学、微生物育種学などの分野がある。また、野生生物をも対象に含め、生物の生殖質を遺伝的に総合利用する学問という考え方もされている。1900年にメンデルの法則が再発見され、これを機に育種学の基礎となる遺伝学が体系化されたのに伴い、育種学もまた、科学として整備・体系化されるようになった。(以下略)(日本大百科全書(ニッポニカ)「育種学」)

コメント:項目が載っていないようなので。

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1940年

著者・作者:服部靜夫

掲載ページなど:169ページ本文12行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕

発行元:岩波書店