日国友の会

ばいじょ【媒助】

読者カード 語釈 2024年12月01日 公開

2023年10月02日 ubiAさん投稿

用例:例へば育種學の方面で、異なつた植物間に人工的に花粉の媒助を行つて雜種を育成することは
『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫
語釈:〔名〕「じゅふんばいじょ(受粉媒助)」に同じ。

コメント:この語釈では載っていないようなので。

編集部:第2版では、この用法への言及がないですね。ちなみに、「受粉媒助」の語釈に〈「じんこうじゅふん(人工授粉)」に同じ〉とあり、「人工授粉」の語釈は「人の手によって花粉をおしべの柱頭につけること。果樹園芸上の重要な作業の一つ。人為受粉。受粉媒助」となっています。

著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1940年

著者・作者:服部靜夫

掲載ページなど:169ページ本文12行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕

発行元:岩波書店