日国友の会

フロリゲン

読者カード 項目 2024年12月02日 公開

2023年10月03日 ubiAさん投稿

用例:或る學者はこれにフロリゲンとかブラスチニンとか名を與へてゐるが、〔第二部・八〕
『生命と物質―植物の生活から―』 1940年 服部靜夫
語釈:〔名〕(英 florigen)花芽(かが)の分化を引き起こして、花を咲かせる植物ホルモン。1937年に旧ソ連のチャイラヒヤンがこのホルモンの存在を提唱し、フロリゲンと名付けた。長い間その正体は不明だったが、2009年に日本の島本功(こう)らがフロリゲンは開花を促進する遺伝子が作り出すたんぱく質であることを初めて明らかにした。花成(かせい)ホルモン。花芽形成ホルモン。(デジタル大辞泉「フロリゲン」)

コメント:項目が載っていないようなので。

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:生命と物質―植物の生活から―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1940年

著者・作者:服部靜夫

掲載ページなど:173ページ本文3行目〔岩波新書66、昭和十五年五月三十日 第一刷發行 昭和二十四年五月二十日 第三刷發行〕

発行元:岩波書店