こんりゅうバクテリア【根粒ー・根瘤ー】
読者カード 用例 2024年12月11日 公開
用例: | 根瘤バクテリア(radicolous bacteria, ラ Bacillus radicola) |
---|---|
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕「こんりゅうきん(根粒菌)」に同じ。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1912)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。表記が異なる例です。項目名からですが。
編集部:2005年2月23日付けで、古書人さんに、本田静六『本多造林学 前論ノ一 総論及ビ森林分布ノ原因』(1912)の例をご紹介いただいていますね。ちなみに、「根粒菌」の語釈は「マメ科植物の根に共生して根粒をつくる細菌。植物体から炭水化物などを吸収し、空気中の窒素を固定して植物体に与える。自然界における窒素の循環に重要な役割を果たす。ハンノキなどに共生する放射状菌を含めていうこともある。根粒細菌。根粒バクテリア。学名はRhizobium」となっています。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:27ページ左13行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂