日国友の会

かんせつぶんれつ【間接分裂】

読者カード 項目 2024年12月11日 公開

2023年10月10日 ubiAさん投稿

用例:細胞分裂(cell division)新しい核を二つ作り、間に新しい膜をつくつて二細胞となる(間接分裂または有絲分裂)が 單に核がくびれて切れて二核となり それぞれ新しい細胞の中心となる場合(直接分裂または無絲分裂)もある
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕「ゆうしぶんれつ(有糸分裂)」に同じ。

コメント:第二版には項目が載っておらず、投稿例(1937)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。「直接分裂」は載っています。

編集部:2010年3月14日付けで、拓殖・谷田・永野『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいています。ちなみに、「有糸分裂」の語釈は「〔名〕細胞分裂の前に起こる核分裂で、核が単純にくびれて二分される分裂法。退化の途上にある細胞にみられることが多い。←→無糸分裂。」となっています。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:27ページ右下から9行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂