セルロース
読者カード 用例 2024年12月11日 公開
用例: | 細胞膜(cell membrane) 植物の細胞の外側を包む膜で、セルローズを主体とする |
---|---|
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕(英 cellulose)《セルローズ》グルコースからなる単純多糖類の一種で、高等植物や藻類の細胞膜、繊維の主成分。酸によって加水分解されるが、水に溶けず化学薬品にも抵抗性が強い。ふつう木材、綿、麻などから採取され、紙や衣類の原料とされるほか、爆薬となるニトロセルロース、酢酸セルロースなどの原料として広く用いられる。繊維素。 |
コメント:第二版の用例や投稿例よりも新しいですが、異なる表記欄にある「セルローズ」の例がないので。
編集部:第2版の語釈冒頭の注《セルローズ》を裏付ける用例ですね。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:27ページ右下から3行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂