スルファミンざい【ー剤】
読者カード 用例 2024年12月12日 公開
用例: | サルファ劑(sulfa drugs) スルファミン劑、ズルフォンアミド或はズルファニールアミドともいい、 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕「サルファざい(—剤)」に同じ。 |
コメント:第二版の用例(1962)よりさかのぼります。
編集部:第2版では、藤枝静男『ヤゴの分際』(1962)の例が添えられていますが、さらに、11年さかのぼります。ちなみに、「サルファ剤」の語釈は「サルファは英 sulfa, sulpha)病原菌の増殖を食いとめ、正常細胞の防御機能を発揮させる作用をもつ合成化学療法剤。ブドウ球菌・連鎖球菌・肺炎双球菌・髄膜炎菌・淋菌・大腸菌・赤痢菌・サルモネラ菌などに対して強い効力をもつが副作用も強い。スルファ剤。スルファミン剤」となっています。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:28ページ左下から3行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂