日国友の会

スルファミンざい【ー剤】

読者カード 用例 2024年12月12日 公開

2023年10月15日 ubiAさん投稿

用例:サルファ劑(sulfa drugs) スルファミン劑、ズルフォンアミド或はズルファニールアミドともいい、
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕「サルファざい(—剤)」に同じ。

コメント:第二版の用例(1962)よりさかのぼります。

編集部:第2版では、藤枝静男『ヤゴの分際』(1962)の例が添えられていますが、さらに、11年さかのぼります。ちなみに、「サルファ剤」の語釈は「サルファは英 sulfa, sulpha)病原菌の増殖を食いとめ、正常細胞の防御機能を発揮させる作用をもつ合成化学療法剤。ブドウ球菌・連鎖球菌・肺炎双球菌・髄膜炎菌・淋菌・大腸菌・赤痢菌・サルモネラ菌などに対して強い効力をもつが副作用も強い。スルファ剤。スルファミン剤」となっています。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:28ページ左下から3行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂