日国友の会

きょうじせいたい【強磁性体】

読者カード 用例 2024年12月21日 公開

2023年10月19日 ubiAさん投稿

用例:磁性體〈略〉そのように强い磁性の現われるものを特に强磁性體(ferromagnetic substance)という。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕磁場によって強く磁化され、磁界を取り去っても残留磁化を残して磁気ヒステリシスを示す物体。比透磁率が数百~数百万の磁性体で、鉄、ニッケル、コバルト、フェライトなど。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1928)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2004年10月18日付けで、古書人さんに、鯨井恒太郎(編)『電気工学ポケットブック』(1928)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:30ページ右23行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂