日国友の会

おうたい【黄体】

読者カード 用例 2024年12月21日 公開

2023年10月19日 ubiAさん投稿

用例:雌性ホルモン〈略〉卵巢中の濾胞から分泌される濾胞ホルモンと排卵の後に濾胞が變化して生じた黄體から分泌される
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕脊椎動物の卵巣で、卵を排出した濾胞からできるもの。濾胞の殻が収縮し、壁の細胞が肥大、変質したもので、黄体ホルモンを分泌する。

コメント:第二版では辞書類からの用例(1872)のみで、文例が載っていないので。

編集部:第2版では、奥山虎章『医語類聚』(1872)の例が添えられていますね。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:30ページ右27行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂