マグネシア
読者カード 用例 2024年12月21日 公開
用例: | シマ(Sima)〈略〉主に珪酸(Si)及びマグネシアより成ると考えられるのでこの名がある |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕(オランダ・英 magnesia ギリシア北部、テッサリア地方東部の地名マグネシアに由来)《マグネシヤ》(2)「マグネシウム(1)」に同じ。 |
コメント:第二版の用例(1913)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:第2版では、北原白秋『桐の花』(1913)の例が添えられていますね。ちなみに、「マグネシウム(1)」の語釈は「軽金属元素の一つ。元素記号Mg 原子番号一二。原子量二四・三〇五。展延性に富む銀白色の金属。地球上に広く存在し、可溶性塩類の形で海水の主要成分となっている。薄い箔や粉末は空気中で強熱すると閃光を発して燃える。還元剤、断熱材、合金材料、フラッシュなどに用いられる。マグネシア」となっています。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:31ページ右29行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂