どういたい【同位体】
読者カード 用例 2024年12月26日 公開
用例: | 重水素(deuterium)普通の水素の2倍の質量をもつた水素でH2またはDという記號で表わす。化學的には全くHと同じであり、Hの同位體である。 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕原子番号が等しく、質量数の異なる元素を互いに同位体という。周期表で同じ位置を占めるので同位元素とも。一般に化学的性質は同じだが、物理的性質は異なる。同位核。同位核種。アイソトープ。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1938)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:2004年5月23日付けで、古書人さんに、石原純『自然科学的世界像』(1938)の例をご紹介いただいています。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:32ページ右13行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂