さとうやし【砂糖椰子】
読者カード 用例 2025年01月08日 公開
用例: | 蔗糖〈略〉サトウキビ〈甘蔗〉、サトウダイコン(甜菜)、サトウヤシ等から製する。 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕ヤシ科の常緑高木。マレーシア原産で、東南アジアの熱帯で栽培される。幹は黒い毛におおわれ高さ一五メートルに達する。葉は羽状複葉で長さ約七メートル。小葉は長さ約六〇センチメートル、幅約三センチメートルの線形、先は不規則に切れ込み裏面は銀灰色を帯びる。花穂は肉質で長さ一メートルぐらいになり、糖分を含むのでつぼみのとき中軸を切って粗糖を製造する。幹から澱粉をとり、葉柄の繊維で縄を作る。シュガーパーム。学名はArenga pinnata |
コメント:第二版の用例(1943)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:第2版では、雑誌『旅』昭和18年(1943)終刊号の例が添えられていますね。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:35ページ左下から10行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂