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しんのう【心嚢】

読者カード 用例 2025年01月08日 公開

2023年10月31日 ubiAさん投稿

用例:心嚢(pericardium)心臓をとりまく膜性の袋。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕「しんまく(心膜)」の旧称。

コメント:第二版の用例(1875)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。項目名からですが。

編集部:第2版では、金武良哲『解剖辞書』(1875)の例が添えられています。ちなみに、「心膜」の語釈は「心臓全体をつつむ最外層の二重の膜。心臓をつつむ外皮(心外膜)が折れかえってできたもので、心外膜と心膜との間にできる腔所(くうしょ)を心膜腔といい、少量の漿液(心膜液)が存在する。心嚢(しんのう)」となっています。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:36ページ左21行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂