すいみんびょう【睡眠病】
読者カード 用例 2025年01月09日 公開
用例: | 睡眠病(sleeping desease)鞭毛ある原生動物の一種(ラ Tripanosoma gambiense)を病原とし、ハエの一種(ツェツェバエ)が媒介する病で、眠つて死ぬ。 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕(2)アフリカの西部および中部だけにある伝染病。病原体はトリパノソーマという鞭毛虫で、感染は特定の刺蠅(ツェツェバエなど)による。重い神経症状を呈し、嗜眠、昏睡に陥って死亡する。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1913)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。項目名からですが。「Tripanosoma」は原文ママです。
編集部:2006年9月16日付けで、古書人さんに、『東京医事新誌』(第1801号、1913.01.11)の例をご紹介いただいていますね。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:37ページ左11行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂