ツェツェばえ【—蠅】
読者カード 用例 2025年01月09日 公開
用例: | 睡眠病(sleeping desease)鞭毛ある原生動物の一種(ラ Tripanosoma gambiense)を病原とし、ハエの一種(ツェツェバエ)が媒介する病で、眠つて死ぬ。 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕(ツェツェは 英 tsetse で、バントゥ語に由来)ハエ(双翅)目ツェツェバエ科の昆虫の総称。サシバエに似た中形のハエで、かたく細長い口吻(こうふん)をもち、人間や各種の動物から吸血し、アフリカ睡眠病(眠り病)やナガナ病を起こすトリパノソーマを媒介し衛生上大害を与える。約二〇種知られ、多くはアフリカの熱帯地方の湿地に分布する。学名はGlossinidae |
コメント:第二版には用例が載っていないので。
編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:37ページ左13行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂