アルカロイド
読者カード 用例 2025年01月13日 公開
用例: | ストリニキン〈略〉西インド原產のフジウツギ科植物(ラ Strychnosnux vomica)その他から得られるアルカロイド。 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕(英 alkaloid)植物体中に存在する窒素を含む塩基性有機化合物の総称。有毒なものが多く、微量で、人や動物に顕著な薬理作用を及ぼすので、興奮剤、麻酔剤など薬用となるものもある。植物体中での生理作用はあまり重要でない場合が多い。ニコチン、カフェイン、キニン、コルヒチン、モルフィン、アトロピン、ムスカリン、ベルベリンなど約五〇〇種に及ぶ。植物塩基。 |
コメント:第二版に載っている辞書類からの用例(1872)以外の文例(1953~54)よりもさかのぼるので。
編集部:第2版では、奥山虎章『医語類聚』(1872)の「亜爾加魯依土」の例が早いのですが、文例としては、平林たい子『追われる女』(1953-54)の例よりも3年さかのぼります。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:37ページ右4行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂