日国友の会

【重要なお知らせ】AndroidOSからのユーザー登録について

現在、AndroidOS端末からの新規ユーザー登録が一時的にご利用いただけない状況となっております。
PCおよびiPhoneからは通常通りユーザー登録が可能ですので、そちらをご利用いただけますようお願い申し上げます。
ご利用の皆様にはご不便をおかけし誠に申し訳ございません。問題解消に向けて対応しておりますので、今しばらくお待ちください。
進捗があり次第、こちらのページでお知らせいたします。(2025年1月10日)

ぞうかん【増感】

読者カード 用例 2025年01月14日 公開

2023年11月04日 ubiAさん投稿

用例:赤外線寫眞〈略〉ふつうの乾板は赤外線に感じないからシアニン、イソシアニン、カルボシアニン等の有機色素を使つて增感(感度を高める)するのである。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕写真技術の一つ。写真乳剤の感光度を高くすること。あるいは分光感度を拡げて緑、黄、赤色、赤外線などにも感光するようにすること。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1929)(1932)よりも新しいですが、意味がわかりやすい例なので、とりあえず。

編集部:意味と用法がわかりやすい例ですね。ちなみに、2007年3月13日付けで、末広鉄男さんに、『万有科学大系続篇第六巻(普及版)』(1932)の例を、2018年10月8日付けで、古書人さんに、『映画評論 映画技術研究号』(第7巻第1号、1929.07.01)の例をそれぞれご紹介いただいています。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:39ページ左7行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂