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せんいそ【繊維素】

読者カード 用例 2025年01月18日 公開

2023年11月06日 ubiAさん投稿

用例:繊維素(fibrin)→ フィブリン。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕「フィブリン」に同じ。

コメント:第二版の用例(1872)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。項目名からの例です。

編集部:第2版では、奥山虎章『医語類聚』(1872)の例が添えられています。ちなみに、「フィブリン」の語釈は「(英 fibrin ドイツ Fibrin)血液凝固に重要な役を果たす蛋白質。血漿中に存在するフィブリノーゲンがトロンビンの作用によって固体になったもの。無色あるいは淡黄色の水に不溶の固体でこれが傷口を覆って出血が止まる。繊維素」となっています。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:39ページ右31行目〔アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂