日国友の会

あまくだりてき【天降的】

読者カード 項目 2025年02月12日 公開

2023年11月29日 ubiAさん投稿

用例:このように考えてくると、物理的知識と全く独立に、量というものが、天降り的にある、はじめから存在すると考えるわけにはいかないのではないか。〔一〕(61ページ11行目)/力というのものが、あるとかないとかいうことが、天降り的にきまっているのではないのである。〔三〕(66ページ4行目)
『物理現象における量と法則』 1964年 坪井忠二
語釈:〔名〕数学や物理の分野において、問題を解く上で必要な数式や概念を、根拠を明示せずに導入するさま。また、そのようなやり方。天下り式。(デジタル大辞泉「天下り的」)

コメント:項目が載っていないようなので。文末に「(一九六四年一月 「思想」)」とあります。

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:物理現象における量と法則

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1964年

著者・作者:坪井忠二

掲載ページなど:61ページ11行目、66ページ4行目〔随想全集 第八巻、昭和四十四年六月五日発行〕

発行元:尚学図書