日国友の会

だせいけい【惰性系】

読者カード 用例 2025年02月12日 公開

2023年11月30日 ubiAさん投稿

用例:このA的な座標系を惰性系といい、惰性系相互の間でのりかえることをガリレイ変換というのである。〔二〕(65ページ15行目)/F=maという関係は、いわゆる惰性系においてしか成り立たない。〔三〕(69ページ6行目)
『物理現象における量と法則』 1964年 坪井忠二
語釈:〔名〕ニュートンの運動の法則が成立するような静止しているかまたは等速度で運動している座標系。また、その世界。慣性系。

コメント:第二版には用例が載っていないので。2つ目の例にルビがありますが、原典(思想 No475 1964年1月号 岩波書店)にはルビがありません。文末に「(一九六四年一月 「思想」)」とあります。

編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。

著書・作品名:物理現象における量と法則

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1964年

著者・作者:坪井忠二

掲載ページなど:65ページ15行目、69ページ6行目〔随想全集 第八巻、昭和四十四年六月五日発行〕

発行元:尚学図書