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ねんせいけいすう【粘性係数】
読者カード 項目 2025年03月16日 公開
| 用例： | 粘性係數（coefficient of viscosity）〈略〉このμを粘性係数または内部摩擦係数という。これは流体を細くて長い管に通し、単位時間に流れ出る量から求めるのが簡単である。 |
|---|---|
| 『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
| 語釈： | 〔名〕「ねんせいりつ（粘性率）」に同じ。 |
コメント：投稿例（1965）よりもさかのぼります。項目名からの例です。
編集部：2023年6月5日付けで、中谷宇吉郎『極北の神秘・氷島』（1960）の例をご紹介いただいていますが、さらに、9年さかのぼります。ちなみに、「粘性率」の語釈は「流体の粘性の度合を表わす語。流れに垂直な方向への速度の大きさの勾配で、応力の大きさを割ったもの。ふつう気体では温度が上がると大きくなり、液体では反対に温度が上がると小さくなる。単位はポアズ。粘度」となっています。
著書･作品名：科學用語辭典
媒体形式：単行本
刊行年（月日）：1951年
著者･作者：矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど：51ページ左30行目〔科學用語辭典 アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕（国立国会図書館デジタルコレクション）
発行元：弘文堂