かいようきしょうだい【海洋気象台】
読者カード 用例 2024年03月15日 公開
用例: | 獨國の「ケツペン」氏(60)も漢堡の海洋氣象臺で蒐めた海上氣象報告から海洋上に降雹のあつた實例三つ四つを擧げてゐる〔三・雹〕 |
---|---|
『雨』 1916年 岡田武松 | |
語釈: | 〔名〕気象庁の地方機関の一つ。一般の気象業務のほか、海上気象の予報および観測、検潮所の管理、海洋観測船による観測などを行なう。神戸、函館、長崎、舞鶴の四か所にある。 |
コメント:日本の海洋気象台の元になったと目されるドイツ・ハンブルグのDeutsche Seewarte(1875年~1945年、直訳はドイツ海洋観測所)のこと。日本の海洋気象台の成立は1920年でそれより遡る。なお日本の海洋気象台は2013年に廃止された。
編集部:第2版では、用例が入りませんでした。
著書・作品名:雨
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1916年
著者・作者:岡田武松
掲載ページなど:186ページ2行目 (https://dl.ndl.go.jp/pid/955243/1/90)
発行元:岡田武松