かいようきしょうだい【海洋気象台】
読者カード 用例 2024年03月23日 公開
用例: | 政府に於て明年度より神戸に海洋氣象臺設立の計畫は其の後機運進捗し中央氣象臺技師岡田理學博士は九月三日大阪測候所に到り設立事務に着手せり〔海事彙報●海洋氣象臺新設〕 |
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『海之世界 12(10) 』 1918年10月 | |
語釈: | 〔名〕気象庁の地方機関の一つ。一般の気象業務のほか、海上気象の予報および観測、検潮所の管理、海洋観測船による観測などを行なう。神戸、函館、長崎、舞鶴の四か所にある。 |
コメント:語釈通り日本の海洋気象台の用例として。これも設立より遡る用例。ここに出てくる岡田理学博士は、ハンブルグの海洋気象台の用例の著者。
編集部:岡田武松『雨』(1916) からは、ドイツの"Deutsche Seewarte"の訳語の例をご紹介いただいていますね。
著書・作品名:海之世界 12(10)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1918年10月
著者・作者:
掲載ページなど:84ページ中断後ろから7行目 (https://dl.ndl.go.jp/pid/1499521/1/51)
発行元:日本海員掖済会