じゅうばこのすみをようじでほじくる【重箱の隅を楊枝でほじくる】
読者カード 用例 2024年06月11日 公開
用例: | 爪に火を灯して重箱の隅を楊枝でほじくり、一日胃の腑を欺て粗食し、一冬皮膚をだまして薄着をすれば一椀の飯一枚の着物は助かるべし |
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『官民教育之文』 1898年 福沢諭吉 | |
語釈: | 些細な点まで干渉、穿鑿(せんさく)したり、どうでもよいようなつまらない事柄にまで口出しをすることのたとえ。 |
コメント:見出し通りの用例にて、さかのぼります。
編集部:2023年1月28日付けで、ubiAさんに、中谷宇吉郎『亡び行く国土』(1952)から「重箱の隅をほじくる」の例をご紹介いただいていますが、さらに、54年さかのぼります。
著書・作品名:官民教育之文
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1898年
著者・作者:福沢諭吉
掲載ページなど:57ページ後ろから4行目〔『福沢全集巻4』、1898〕
発行元:時事新報社