ふんじん‐ばくはつ【粉塵爆発】
読者カード 用例 2024年05月02日 公開
用例: | フアラデー(傍線)及ライヱル(傍線)の二氏は翌年に至り、此の粉塵爆發問題に關する、詳密なる研究の結果を公表せり。〔世界論壇・粉塵爆發の危險に就て〕 |
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『慶應義塾學報 (115)』 1907年3月 | |
語釈: | 〔名〕「ふんたいばくはつ(粉体爆発)」に同じ。 |
コメント:用例中の2氏は物理学者マイケル・ファラデーと地質学者チャールズ・ライエル。1844年におきたハスウェルの炭鉱の爆発事件の調査のことを指している。
編集部:2005年5月7日付けで、末広鉄男さんに、渡辺孚『犯人を追う科学』(1965)の例をご紹介いただいていますが、さらに、58年さかのぼります。ちなみに、「粉体爆発」の語釈は「可燃性の固体微粉が空気中に浮遊しているとき、点火すると起こる爆発をいう。炭塵爆発、小麦粉工場の爆発など。粉塵爆発」となっています。
著書・作品名:慶應義塾學報 (115)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1907年3月
著者・作者:
掲載ページなど:53ページ下段後ろから2行目 (https://dl.ndl.go.jp/pid/1744737/1/34)
発行元:慶應義塾學報發行所