シルリアき【—紀】
読者カード 項目 2024年07月23日 公開
用例: | 地層発達の順序により五代十四紀なるもの生したり即ち左の如し 原始代 ヘンマ岩紀 カムブリア紀 シルリア紀〔第一章〕 |
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『二百年後の吾人』 1896年3月 加藤弘之 | |
語釈: | 〔名〕「シルルき(—紀)」に同じ。 |
コメント:投稿例よりも早いので。
編集部:2020年8月22日付けで、古書人さんに、横山又次郎『古生物学綱要』(1920)の例をご紹介いただいていますが、さらに、24年さかのぼります。ちなみに、「シルル紀」の語釈は「(シルルは 英 Silur この時代の地層が発達しているイギリス南部ウェールズ地方の古代民族の名から)地質時代のうち、古生代のオルドビス紀につづく第三番目の紀。約四億四〇〇〇万~四億年前にあたる。筆石類、腕足類、三葉虫類や、床板(とこいた)サンゴ類が生息した。ヨーロッパではこの紀の終わりから次のデボン紀の初めにかけて、カレドニア造山運動と呼ばれる大規模な地殻変動が起こった。ゴトランド紀」となっています。
著書・作品名:二百年後の吾人
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1896年3月
著者・作者:加藤弘之
掲載ページなど:11ページ後ろから3行目
発行元:哲学書院