イロニック
読者カード 用例 2024年08月12日 公開
用例: | 彼女のイロニックでヴォリプテュウウな微笑みの威嚇と警告とを見抜いてゐたらよかったのだ〔一九〕 |
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『生ける過去』 1926年 鈴木斐子(訳) | |
語釈: | 〔形動〕(フランス ironique)皮肉を含んでいるさま。皮肉っぽいさま。アイロニカル。 |
コメント:2版の例よりも早い。
編集部:第2版では、山本健吉『『細雪』の褒貶』(1950)の例が早いのですが、さらに、24年さかのぼります。
著書・作品名:生ける過去
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1926年
著者・作者:鈴木斐子(訳)
掲載ページなど:252ページ9行目(『現代仏蘭西文藝叢書(第12)』)
発行元:新潮社