たんま
読者カード 用例 2024年06月28日 公開
用例: | 良寛。(いきなり)たんま(と飛び出して)たんま、たんまだよ、たんま(「そんなところにゐたのか。」と、云う子供がある。)此人はお客様だよ、お客様だよ。 |
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『夕立』 1926年 田島淳 | |
語釈: | 〔名〕(「ま(待)った」の「ま」と「た」を逆にしてつくり出した語かという)子供の遊びで、一時中止を要求、または、宣言することば。タイム。 |
コメント:子供とかくれんぼをしていた体での台詞。
編集部:『俚謡集拾遺』(1915)から採集された語彙の例としてご紹介いただいていますが、これは、実際に用いられている例ですね。
著書・作品名:夕立
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1926年
著者・作者:田島淳
掲載ページなど:127ページ6行目〔『田島淳戯曲集』、1926〕 https://dl.ndl.go.jp/pid/978197/1/65
発行元:第一書房