ユーカリ
読者カード 用例 2024年10月08日 公開
用例: | 例へば林檎、梨、桃、李、葡萄、橘類并に桐、碧梧桐、ユーカリ、アカシヤ等の如き材木を種殖(しゅしょく)して十年の利益を謀るときハ〔農事通信〕 |
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『農業雑誌(128)』 1881年3月 学農社(編) | |
語釈: | 〔名〕(ラテン eucalyptus から)フトモモ科の常緑大高木。オーストラリア原産。原産地では高さ六〇メートルに達する。葉には芳香があり白粉におおわれ、上葉はゆがんだ披針形で下葉は卵状楕円形。夏、枝梢の葉腋に径約四センチメートルの緑白色の花が咲く。果実は径約二・五センチメートルの半球形で四稜(りょう)がある。材は建築・船舶用。樹皮・葉は解熱薬に使われ、また、葉を蒸留してユーカリ油を製する。なお、ユーカリ属にはおよそ五〇〇種あり、大部分がオーストラリアに生える。街路樹、用材、製油用等に植栽され、日本には十数種が移入されている。学名はEucalyptus 〔音引正解近代新用語辞典(1928)〕 |
コメント:投稿例よりも早いので。
編集部:2020年10月7日付けで、古書人さんに、秋山蓮三『内外普通脊椎動物誌』(1935)の例をご紹介いただいていますが、54年さかのぼります。
著書・作品名:農業雑誌(128)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1881年3月
著者・作者:学農社(編)
掲載ページなど:141ページ下段後ろから4行目
発行元:学農社