日国友の会

かいとうらんま【快刀乱麻】

読者カード 用例 2024年06月19日 公開

2024年06月07日 makuneさん投稿

用例:其ノ博引旁捜、微モ漏サズ、細モ逸セザル、其ノ論斷ノ快刀亂麻的ナル、〔跋〈山本節〉〕
『姓氏家系辞書』 1920年10月25日 太田亮
語釈:「かいとう(快刀)乱麻を断つ」に同じ。

コメント:第二版の用例より早い。

編集部:第2版では、室生犀星『山吹』(1944)の例が早いのですが、さらに、24年さかのぼります。ちなみに、「快刀乱麻を断つ」の語釈は「(もつれた麻をよく切れる刀で断ち切る意から)もつれた物事、紛糾した物事を、みごとに処理することのたとえ。快刀乱麻」となっています。

著書・作品名:姓氏家系辞書

媒体形式:その他

刊行年(月日):1920年10月25日

著者・作者:太田亮

掲載ページなど:跋 一ページ、10行目

発行元:磯部甲陽堂