かいとうらんま【快刀乱麻】
読者カード 用例 2024年06月19日 公開
用例: | 其ノ博引旁捜、微モ漏サズ、細モ逸セザル、其ノ論斷ノ快刀亂麻的ナル、〔跋〈山本節〉〕 |
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『姓氏家系辞書』 1920年10月25日 太田亮 | |
語釈: | 「かいとう(快刀)乱麻を断つ」に同じ。 |
コメント:第二版の用例より早い。
編集部:第2版では、室生犀星『山吹』(1944)の例が早いのですが、さらに、24年さかのぼります。ちなみに、「快刀乱麻を断つ」の語釈は「(もつれた麻をよく切れる刀で断ち切る意から)もつれた物事、紛糾した物事を、みごとに処理することのたとえ。快刀乱麻」となっています。
著書・作品名:姓氏家系辞書
媒体形式:その他
刊行年(月日):1920年10月25日
著者・作者:太田亮
掲載ページなど:跋 一ページ、10行目
発行元:磯部甲陽堂