日国友の会

やすざかな【安魚】

読者カード 項目 2024年11月01日 公開

2024年06月12日 ぽんちさん投稿

用例:妾(わたし)、今(いま)安魚(ヤスザカナ)屋(や)へ往(い)って来たのよ、今日は安いから往って御覧刺身でも八銭から出来るとさ〔貧民窟の女房〕
『当世気質女百面相』 1918年 山村愛花
語釈:〔名〕価格の安い魚。また、価値の低い魚。

コメント:投稿例よりも早いので。ルビつきです。

編集部:2023年5月18日付けで、ubiAさんに、中谷宇吉郎『塩の風趣』(1952)の例をご紹介いただいていますが、さらに、34年さかのぼります。

著書・作品名:当世気質女百面相

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1918年

著者・作者:山村愛花

掲載ページなど:220ページ後ろから3行目

発行元:日本書院