日国友の会

にぶんほう【二分法】

読者カード 用例 2024年11月05日 公開

2024年06月13日 ぽんちさん投稿

用例:述体は理智的の言であるから、当然思考の二分法で運ばれる。〔第三編・第二章〕
『新講言語学提要』 1943年 石黒魯平
語釈:〔名〕(英 dichotomyの訳語) (2)論理学で、概念を互いに矛盾する二つの下位概念に区分すること。たとえば、「人間」を「白人」と「非白人」に分けること。二項対立。

コメント:2版に例なし。

編集部:2005年2月28日付けで、末広鉄男さんに、安田一郎『精神分析入門』(1959)の例をご紹介いただいていますが、16年さかのぼります。

著書・作品名:新講言語学提要

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1943年

著者・作者:石黒魯平

掲載ページなど:293ページ後ろから5行目

発行元:明治図書