日国友の会

ふかい【附会】

読者カード 用例 2024年11月09日 公開

2024年06月13日 ぽんちさん投稿

用例:其書中の各条些細の方法偶然其良功を得たる者に至りても非理と実地とを附会して之か説を作り〔蚕卵を貯蔵し冬を越さしむる法〕
『養蚕論』 1887年7月 発襪陸蘭度
語釈:〔名〕(1)つけあわせること。つなぎあわせること。

コメント:1に国書の例がないので。2の「こじつけ」の意味にとれなくもないですが、一応、「〜と〜とを附会して」とあるので、もともとの「つなぎあわせる」の意味も維持しているとみなしました。

編集部:第2版では、漢籍『列子』の例が添えられているだけですね。

著書・作品名:養蚕論

媒体形式:

刊行年(月日):1887年7月

著者・作者:発襪陸蘭度

掲載ページなど:22ページ7行目

発行元:有隣堂