日国友の会

かいほうかん【解放感】

読者カード 用例 2024年12月05日 公開

2024年06月22日 ぽんちさん投稿

用例:第二の舞台にあっては、斯くして昂まった生殖諸器官が強烈な性的刺戟によって解放せられ、これと共に深かい慰藉と解放感とを伴ふ。〔第五章〕
『求愛の研究』 1923年 奥平利成(訳)
語釈:〔名〕束縛を解かれて自由になった感じ。開放感。

コメント:2版の例よりも早いので。

編集部:第2版では、島尾敏雄『月暈』(1953)の例が早いのですが、さらに、30年さかのぼります。語釈についても検討した方がよさそうです。

著書・作品名:求愛の研究

媒体形式:

刊行年(月日):1923年

著者・作者:奥平利成(訳)

掲載ページなど:159ページ3行目

発行元:竹内書店