くちび【口火】
読者カード 用例 2024年12月05日 公開
用例: | 「君はさういふも、我輩は斯く思ひます」とて、討論の口火を切る所以ならずや〔長野県人の社会的心理〕 |
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『二水余声』 1902年5月 茅原廉太郎 | |
語釈: | 〔名〕(3)(比喩的に)物事の起こるきっかけや原因。 |
コメント:3の意味での「口火を切る」の例です。
編集部:第2版では、葉山嘉樹『海に生くる人々』(1926)の例が添えられていますが、24年さかのぼります。
著書・作品名:二水余声
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1902年5月
著者・作者:茅原廉太郎
掲載ページなど:242ページ1行目
発行元:長野新聞