まわり【回・廻・周】
読者カード 用例 2024年07月27日 公開
用例: | 手足など震へが起り舌の廻(マハ)りが惡くなり、呂律が叶はなくなる〔第一章 (三)生後の精神病原因〕 |
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『變り者 一名・通俗精神病的性格論及其養生』 1912年6月28日 榊保三郎 | |
語釈: | 【一】〔名〕(動詞「まわる(回)」の連用形の名詞化)(1)まわること。回転すること。回転の仕方。転じて、頭脳や組織などの働きの具合にいう。 |
コメント:第二版には身体の組織についての用例がなかったので。
編集部:第2版では、「まわること」一般の例(日葡辞書)と車が回ることの例(鴎外)が添えられていますが、頭脳や身体の組織などの働き具合の例を添えることはできませんでした。
著書・作品名:變り者 一名・通俗精神病的性格論及其養生
媒体形式:その他
刊行年(月日):1912年6月28日
著者・作者:榊保三郎
掲載ページなど:60ページ2行目
発行元:実業之日本社