日国友の会

かつどうでんりゅう【活動電流】

読者カード 用例 2024年08月16日 公開

2024年07月05日 makuneさん投稿

用例:第五凡て人間が感動したり熟考したりする時には、腦の一部分に電氣が起る是れ卽ち腦皮質の活動電流(クワツドウデンリウ)である。〔第二章 七 癡愚〕
『變り者 一名・通俗精神病的性格論及其養生』 1912年6月28日 榊保三郎
語釈:〔名〕生物の神経、筋肉、感覚器などが活動するときに流れる微弱な電流。生体内に、活動電位が生じたために流れるもので、心電図や脳波は、これを記録したものである。動作電流。←→静止電流。

コメント:既投稿例より古い。

編集部:2006年3月9日付けで、末広鉄男さんに、黒石イサノ『美容の研究』(1949)の例をご紹介いただいていますが、さらに、37年さかのぼります。

著書・作品名:變り者 一名・通俗精神病的性格論及其養生

媒体形式:その他

刊行年(月日):1912年6月28日

著者・作者:榊保三郎

掲載ページなど:179ページ7行目

発行元:実業之日本社