日国友の会

つうかく【痛覚】

読者カード 用例 2024年08月20日 公開

2024年07月05日 makuneさん投稿

用例:それから、實に奇態な事には痛覺(ツウカク)が甚だ鈍いから、少しくらいな傷や何にかは屁とも思って居らぬ〔第二章・七-癡愚〕
『變り者 一名・通俗精神病的性格論及其養生』 1912年6月28日 榊保三郎
語釈:〔名〕痛みを感ずる感覚。また、痛いと感じること。

コメント:第二版の用例より古い。

編集部:2008年11月29日付けで、末広鉄男さんに、『日本家庭大百科事彙第一巻』(1927)の例をご紹介いただいていますが、15年さかのぼります。

著書・作品名:變り者 一名・通俗精神病的性格論及其養生

媒体形式:その他

刊行年(月日):1912年6月28日

著者・作者:榊保三郎

掲載ページなど:183ページ13行目

発行元:実業之日本社