日国友の会

かんしぶんべん【鉗子分娩】

読者カード 用例 2024年08月24日 公開

2024年07月23日 makuneさん投稿

用例:難産の時彼等鉗子と稱する機械を用ゐて胎兒の頭を挾んで分娩せしむる所謂「鉗子分娩(カンシブンベン)」なるものは、注意した上にも注意する必要がある。〔第三章 第一 健全者の豫防法〕
『變り者 一名・通俗精神病的性格論及其養生』 1912年6月28日 榊保三郎
語釈:〔名〕母体や胎児の生命に危険があって正常分娩できないとき、産科鉗子を使って産道内の児頭をはさみ固定して胎児を引っぱり出し、分娩させること。

コメント:第二版に用例がなかったので。

編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。

著書・作品名:變り者 一名・通俗精神病的性格論及其養生

媒体形式:その他

刊行年(月日):1912年6月28日

著者・作者:榊保三郎

掲載ページなど:209ページ1行目

発行元:実業之日本社