日国友の会

ずいはん【随伴】

読者カード 用例 2024年09月06日 公開

2024年09月03日 尽波満洲男さん投稿

用例:忍月君は又いはく。美の必要件を除去する約束は、その反面に於て、また<br>醜の必要件を除去す。故に美と醜とは雙々相対して随伴する者なり。〔近刊雑評〕
『月久佐(月草)』 1896年12月 森鴎外
語釈:〔名〕(「ずいばん」とも)(2)ある物事に伴って、他の物事が生じること。

コメント:遡ります。

編集部:2024年7月23日付けで、makuneさんに、榊保三郎『變り者 一名』(1912)の例をご紹介いただいていますが、さらに、6年さかのぼります。

著書・作品名:月久佐(月草)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1896年12月

著者・作者:森鴎外

掲載ページなど:467ページ後ろから8行目

発行元:春陽堂