かくうんどうりょう【角運動量】
読者カード 用例 2024年10月12日 公開
用例: | 其の物体の0y軸に関する慣性能率をIとしますと此の慣性能率と角速度の相乗積Iωを角運動量と申します。〔3〕 |
---|---|
『ジャイロスコープとジャイロコムパス』 1926年11月 角田輝海 | |
語釈: | 〔名〕回転の勢いを表わす物理量。回転物体の各部の速さとその部分の質量との積(運動量)に、回転中心からその速度に垂直にひいた垂線の長さ(腕の長さ)をかけた積を回転する物体全体にわたって加え合わせた量で表わす。こまの角運動量は回転速度が大きいほど、また、質量が回転軸から遠い周辺に集中しているほど大きい。 |
コメント:遡ります。
編集部:2004年6月26日付けで、古書人さんに、竹内潔『原子の構造』(1924)の例をご紹介いただいています。
著書・作品名:ジャイロスコープとジャイロコムパス
媒体形式:その他
刊行年(月日):1926年11月
著者・作者:角田輝海
掲載ページなど:7ページ10行目
発行元:島津製作所