ちしいんし【致死因子】
読者カード 用例 2024年11月01日 公開
用例: | 致死因子(Lethal fáctor)は一種の遺伝因子であつて、〔致死因子・一〕 |
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『自然科学 (1)』 1926 年1月 田中義麿 | |
語釈: | 〔名〕「ちしいでんし(致死遺伝子)」に同じ。 |
コメント:遡ります。
編集部:2023年8月29日付けで、ubiAさんに、 矢島祐利・石田周三(編)『科學用語辭典』(1951)の例をご紹介いただいていますが、さらに、25年さかのぼります。ちなみに、「致死遺伝子」の語釈は「生物の寿命を決定する遺伝子の一つ。胚子期または幼生の一時期に死をひき起こす遺伝子。優性致死遺伝子は、その遺伝子をもつ個体すべてを死に致らしめる。劣性致死遺伝子は、ホモ(同型)の場合にのみ致死作用を示す。黄色マウスやヒトの魚鱗癬・色素性乾皮症、カナリヤの毛冠性、マツバボタンの優性白色花など。致死因子」となっています。
著書・作品名:自然科学 (1)
媒体形式:その他
刊行年(月日):1926 年1月
著者・作者:田中義麿
掲載ページなど:68ページ後ろから8行目
発行元:改造社